ケーキが食べたい /28-32

モルフェウスの領域

モルフェウスの領域

若干ストーリーに唐突感?をもった。
たぶん桜宮のある世界の話が広がってきてて
全部を把握しきれてないままに読んでるせいもあるかなぁ。
登場人物も多くなってきて、この名前見たことあるけど
何の時の誰だっけ!ってなっちゃうんだよね。
アツシが大人にならざるを得なかったのが切ないんだけど、
でもその瞬間の姿が好きだった。あーいう姿に惹かれるんだな。

スーサ

スーサ

面白かった!
こういう話大好き。
不思議な世界感に、ちょっと政治っぽさが噛んでたり。
何でも商う商人っていうスーサの存在感の濃淡が良い。
謝ることは、自分がラクになりたいっていうことを含んでること、
もしかしたら簡単にそれをしてはいけないこともある。
現実を、きちんと書いてみせてくれるから改めさせられる。


あさのさんはもう1冊。

燦 1 風の刃 (文春文庫)

燦 1 風の刃 (文春文庫)

もうこっちもたまらなく好き!
弱いよ。不思議な力のある一族の生き残りとか。
実は双子とか。これもやっぱり政治が関わってるし。
本当男の子の関係の書き方が上手すぎる。女の子の憧れストライク。
次が秋発売とか待ち遠しすぎる!

GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)

GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)

読んでなくて、なんとなく若干避け気味だったんだけど、
文庫がずらーっと並んでるのを見てこれは面白いのかなぁ…って。
読んでみたら可愛い、っていうよりキュート、のゴロ?
話の内容は結構な殺伐具合だったりするんだけど
なぜかそれを当てはめたくなっちゃう。次も行くぞー。

つばさものがたり

つばさものがたり

一気に読んだ。
美味しそうなケーキがいっぱい出てきて、食べたい!ってなる。
天使がね、可愛いなって、頑張れって、ほわんともなる話。
でも、物凄く切なくて哀しい話の側面もある。
話しちゃおう、話しちゃおうよ、ってずっと思うんだけど、
自分だったらって思ったら同じことするかも、って。
言えないよね。言えないよ。
それで失くしたものも大きいけど、間違ってるって断言出来なくて。
主人公似てるとこあるな、って思ってしまった。
五条さんに取材を頼むとこあたりが1番好きだったかなぁ。