読書はだいたい土日 /21-27

そこそこに読むペースはキープ。
読んでないとプリーズ活字!になるからね。

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

本屋大賞…だっけ?ん?あ、2008年だそうな。
伊坂さん、なぜか苦手で読めない!ってなること多くて。
でもこんだけ人気だと懲りずに手を出したくなる瞬間があって。
それで手をのばしたこれ。
本屋大賞なら!と思ったら、その通り。面白かったー。
映画化されてるからなんとなくあらすじは知ってたんだけども。
思った以上に色んなところからの話の繋がりが楽しくて。
これは映画も見たいなぁ。

食堂かたつむり

食堂かたつむり

今更。ですが。
人気作すぎると手を出しにくくなる、の法則からこんな時期に。
ま、読むべき本は読むべきときにやってくる、で。
とてもお腹の減るお話でした。全部美味そう…!
最後のが本当に良かった。
ブタしゃん…ってなったけど、でもこれって現実だよなって。
普通に過ごしてるけど、口にしてるものってこうなんだよなって思って。
そういう過程があること、忘れてちゃ駄目だなって。

和菓子のアン

和菓子のアン

続けざまに美味しそうなお話。
イケメンなのにちょーオトメンな職人志望が大好きでね。笑
なんだ、この女子度!って主人公と一緒にツッコんでおりました。
和菓子に絡んだちょっとしたミステリー?日常ミステリーでいいのかな。
デパ地下設定の活かし方とかが上手いなぁって。
話ごとに区切りがあって、読みやすくて良かったー。

碧空の果てに (カドカワ銀のさじシリーズ)

碧空の果てに (カドカワ銀のさじシリーズ)

相変わらずさすがの銀のさじシリーズ。
でも、もう1歩!感もあったかなぁ。
なんか、さらっとするっと流れていってしまったというか。
色々、もっと色々主人公の思いとか知りたかったなって。

アンダスタンド・メイビー〈下〉

アンダスタンド・メイビー〈下〉

結構間が空いちゃったんだけど下巻。
そうなるかー、そう行くんかーってくるくるさせられる感じ。
主人公がね、ぺらぺらーって飛んでっちゃいそうに思うの。
なんだろうね、いつも島本さんを読むと不思議に思う。
最後が救われるのは良かったかなぁ。あれは、救われてるよね?
少し浮上して終わるのは、島本さんには珍しいなぁと思った。
とくに、こういう感じの話のときには。

弦と響

弦と響

とあるカルテットの、解散コンサートのある情景。
本人たちも、周りにいる人も、たまたまそれを聴きに来た人も。
それぞれの視点から語られる、淡々とした話。
だけどなんだかちょっと引力があってね。
音が聞こえてきそうだなぁって思った。文字で音を表現するのって凄い。

フライ,ダディ,フライ

フライ,ダディ,フライ

ゾンビーズ!の、番外編的な?感じなのかな。
娘のために頑張るお父さんの話。
南方の立ち回りの巧さってば本当気持ちいい。山下の愛されっぷりと。
サクサク読めて気持ちいいね。