良い本巡り合い /107・108・109・110・111・112・113・114・115・116
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/06/26
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文庫化したのが買えてない経済事情です。遠まわりする雛。
高校2年生になりました。マラソン大会です。
マラソン大会、実は高校で1回やっただけという。小中なかったんだよね。
だから割と真面目に走った記憶。先生がジュースおごってくれた。
新入部員が、辞めてしまうのはなぜだろう?のお話です。
走りながら回想しながら、結局探偵役の折木くん。
あの人の思考回路って面白いよね。なんでそう繋げられんの?って。
ゆるゆる〜ってしてるんだけど、気になって読んでしまう。不思議。
- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
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セカンドウィンドも、これも、自転車競技大好き。面白い。
実際にも見てみたいんだけどなぁ。ちゃんと選手のこと知らないとつまらなそう。
だってアシストとエースは、違うもん。
ちょろっと出てきた伊庭が懐かしい。
チカは、やっぱりすごくアシストの人だな、と思う。
で、周りをすごく見る人だな、とも。それがなんか自然体に見えてしまう。
しかも一緒に競争したいからっていうとこが純粋。
プロの人の、そういう言葉ってなんか好き。
あぁ、色んなこといっぱいあるけど、
でもひっくるめてそこに行っちゃうんだなっていうのが。
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/09/04
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うん、だからとりあえずイアルが好きすぎるんだって。
根本が似てるのかなぁ、エリンとイアル。なんとなく。
でもそこからのベクトルが違うというか。面白いね。エリンからってところとか。
軒下で待ってられたらそりゃあたまんねぇよ!と。あは。
エサルの恋の話もステキ。
だって、その3人が凄く仲が良くて。律しようとする姿勢も、惹かれてしまうのも。
なんていうかそっちじゃないよ!こっちのほうが幸せになるのに!なんで!っていう
ある意味王道な話を書いてるのに、そこも主軸にしながら
この人たちが何に夢中で何を知りたくてっていうことが書かれてて
当たり前で、当たり前のように両立されてるこの人の書く話は本当凄い。
あー、すごい今更アニメを全部どばーっと見たい。
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/02/05
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- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/08
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- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/07
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友達とどんなの読むのー?から、読みたいー!で貸してもらいました。
戯言シリーズは全部あるよ。
このへんをどう読むのかわかんなくて、じゃあ読め!とどーん。
時系列が遡りながらのところとかが面白い。
西尾さんってたまに読むとハマるんだよなぁ。
何この人たち、もうなんか、最高。傑作。そんな感じ。
人識のも貸してもらったから楽しみ。
出夢と仲良しとかどういうことよ、とね。完全にじゃれあってんじゃねぇーか。
お兄ちゃんが嫉妬しちゃうよ?
- 作者: 道尾秀介
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08/08
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もう絶対やられるって分かってるの。この人の手段は読めてるの。
でもなんというか素直な読者だから全部にひっかかるの。
悔しいー!ってなりながら、でも最後の展開が楽しみで仕方ない。
本当なんなの。話としてはしんどいとこいっぱいあるのに、
最後に優しく救ってくれるような気分にさせられてしまう。
面白いなぁ。好きですよ。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/10/01
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新刊予定が先まで出ててにまにまな現状。
この話は、yomyomで最初のだけ読んでた。
連作でしたら面白いな、と思ってたら本当にそうなってたから期待してて。
使者の正体とか。そっちからの視点だと、また違うとこが見れて。
嵐と御園の話は、さすが辻村さん、と思える女の子の書きだよね。
上手いよなぁ。近すぎる関係も、集団も。毎回毎回思うけど。
でも今回はキラリのとこが1番泣けた。
なんでだろ。わかんないけど。あぁ、幸せになってほしかった、って。
だって、会えるってことの事実が苦しすぎるよ。
映画の半券とか反則。
- 作者: 菱田愛日
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/10/23
- メディア: 文庫
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兄弟!兄弟って!
いやぁ、良いとこの出、どころじゃなかったわけだ。
幸せな結末はこの話において絶対だろうってわかってたけど、そこまでの過程にほっとする。
アルはほわわんってしてるくせに、持ってくとこ持ってくよね。
ソラの気持ちも丁寧に丁寧にされてるところが好き。
なんだろうな、時間軸の追い方が好みなのかなぁ。
番外編とか書いて欲しい。だってあのレイラート将軍あのまんま?ずるいっしょー。
- 作者: 渡辺やよい,中島梨絵
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/08/06
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初読み作家さん。
お母さんが交通事故で12歳までの記憶力しかない、家族3人のお話。
最初はね。小学生の息子が、わあわあしながらお母さん助けてたり、
でもしかられたり。泣いたり。ほんわかな話なのかなって思ったら。
後半、怒涛。びっくり。ちょっと待て。
予想だにもしない展開すぎてついてけなくて、でもページめくる手止まらない。
ちょっと曖昧なんだけど。
「涼の嘘は、涼のものだもん」っていう台詞がこわいのか、なんなのか。
読み終わって衝撃的すぎて疲弊した。固まった?
これは、すごいよ。