暗黒な透明感 /34・35・36
気付いたらなんだろうこのラインナップ…という読み方をしてた。
- 作者: 島本理生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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もう本当にしんどかった…。なんという読後感。疲労。
島本さんってこんな重いのも書けるのね。
それでもお父さんがいる空間は優しい感じがしていいなぁ。
大好きになるのが分かる気がする。
小学生って、こんなに考えてるかな?って思うけど、
考えてるんじゃなくて感じてるのかなぁ…。
きっと大人すぎることはないなぁっていうのは思った。
- 作者: 島本理生,日端奈奈子
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/07/31
- メディア: 単行本
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これはあたしの島本さんのイメージそのままっていう感じ。
ちょっとふわふわしてて、飴細工みたいな?うーん?
さみしがり屋のおはなし。
ナラタージュほどの衝撃はなかったけど面白かった。
さとる君が大好きだわぁ。あんな人がそばにいたらいいのに。
あたしはあのクリアケース?あれを見て喜べる彼女になりたいよ。
- 作者: 埜田杳
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: 文庫
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あの松山ケンイチの愛の一冊フェアはちょっとずるいと思う。
どうかな?ってちょっと窺いながら読んでたんだけど
冷たい雨が似合うというか。作中は雪が降ったりしてるんだけど
なんかそういう話。青春文学賞をこう受賞させるか…っていう。
こわいんだよね。漢字で怖いとか恐いじゃなくて、ひらがなでこわい。
スッって感じだったり、ぞっとするような描写が淡々としてて。
さらさら読んでるんだけどちょっと止まって考えるとダメなの。
それでもね。うん。なんか惹きつけられるものがある。
些末なおもいでの矢鳴も、dysprositosの森川も。
ゆっくりじっくり読み返したいな。